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知っておきたい「心の科学の構築」の背景

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《 サイエントロジー東京
ハバード・ダイアネティックス協会課 》
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                   発行 高橋 祐司

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━━【要約】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
 「ダイアネティックス」とは『心を通して」あるいは、
「魂を通して」という意味です。

(「~を通して」という意味の「dia」と、「心」あるいは「魂」という意味の
  「nous」というギリシャ語に由来します)。

 それは、調和の取れた公理体系であり、人間の振舞いや心因性の病気に
関わる問題を解決します。正気をより高めるための、効果のあるテクニックと
徹底的に検証された手法が組み合わせられたもので、これは望ましくない感覚や
不快な感情などを消去することによって行われます。
                「ダイアネティックス:科学の進化」より
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購読者さん

ダイアネティックス協会の高橋です。
いつもご購読いただきましてありがとうございます。

今回も、心を健康に保つ予備知識として、
「ダイアネティックス:科学の進化」より「第二章 心の科学の構築」を抜粋します。

かなり内容が深いので、じっくり読んでくださいね。

聞きなれない人名などが少し多いですが、文中に用語解説がありますので、
参照して下さい。

また、必ず理解していない単語は読み飛ばさずに辞書を引きながら、
読んでくださいね。

http://dic.yahoo.co.jp/ヤフー辞書

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      《科学の進化》

        第2章 

      心の科学の構築


 もしこの科学を構築するのがあなただったとしたら、どこから手を
つけたでしょうか?

参考にできる信仰、教義、儀式は世界中に事欠きませんでした。
二進法の10の21乗という数字が小さく見えるほどの、膨大な量の事実が
ありました。

もしもあなたがこのような科学を構築し、有効な答えを出すように
求められたとしたら、何を仮定し、何を観察し、あるいは何を計算したでしょうか?

 どのような人間も、どのようなものも、断片的な答えを持っているように
思えました。どの時代、どの社会の信仰にも断片的な真実が含まれているようです。

ではどうやって、これらの断片をかき集め、まとめたらいいのでしょう?
それとも、このほとんど不可能な仕事などさっさとあきらめて、
いっそ自分自身の答えを真実として仮定したほうがよいのでしょうか?

 さて、本書はいかにダイアネティックスが構築されたのかに関する物語です。

以下が少なくともこの問題に対してとられたアプローチでした。
ダイアネティックスには効果があり、これこそエンジニアの求めるところです。

そして、ダイアネティックスは常に効果をもたらし、これこそ自然がエンジニアに
要求するものです。

 まず、どの学派あるいはどの体系的方法に効果があるのかを突き止めるための
試みがなされました。

フロイトのやり方には時に効果がありました。中国の針治療もそうでした。
オーストラリアの治癒をもたらす魔法の水晶玉や、南米の奇跡の聖堂も
同様でした。

他にも、信仰療法、ブードゥ教、麻酔統合・・・そして、ここで理解して
もらいたいのは、謎めいたまじないなど用いる必要がないということです。

 エンジニアは、自分で測ることのできる対象を持つ必要があります。
本書の後ろの方で「悪魔」という言葉を使っています。それはソクラテスが
悪魔のことを非常にうまく説明しているからです。

ダイアネティックスではクラーク・マクスウェルのように、この言葉を
説明的な俗語として用いています。

とはいえ、とんでもない当て推量や意見を求められていません。
エンジニアがこうしたものだけを用いたとしたら、橋は崩れ、ビルは倒壊し
発電機は、停止し、文明は破滅に向ってしまうでしょう。

 原動力に関する「存在のダイナミックに関する原則」に到達する際に、
まず人が存在について何を知りたがっているのかを見付ける必要が
ありました。

神々が常に変わらず袋小路しか示してくれないのであれば、たとえ神聖な
ものだとしても、そのために延々と神々とかかずらう必要はありません。

また神秘主義を工学的に研究してみると、その内容の大半が正確に
説明できるものでないことが明らかになります。

 第一の提案は次のようになりました。

 実際に使うことのできる答えを手に入れる上で考慮しようのないもの、
あるいは考慮する必要のないものを見つけ出そう。

 いくつかのテストを行った結果、不動の第一運動者そのものは、
この計算には不要であるように思われました。

人間は長い間、不動の第一運動者がこの世界を始めたのだと信じてきたため、
そのことで議論を戦わせても大して得るものはなかったからです。

ですから、不動の第一運動者のすぐ下にあるレベルを取り上げてみることに
します。

 では、計算に不要なデータが他にもないか見てみましょう。
私たちはこれまで、テレパシー、悪魔、ヒンドゥー・ロープの奇術、
それに人間の魂について研究してきましたが、この種のデータの中に定数は
まだ見つかっていません。

そこでその下に線を一本引き、これを必要な情報の上限とし、上限線と
呼ぶことにします。

 後には、何が残るでしょう?それは有限の世界です。青いサージの
スーツであり、サリナス渓谷であり、建造物としてのランスの大聖堂であり、
滅び去った帝国の数々であり、夕食のロースト・ビーフです。

後の残ったのは、それより上のの抽象概念を伴わない、私たちの知覚できる
ものだけです。

 それでは、私たちはどうやって、何に対して、何を使って知覚するのでしょう?
続く1937年、頭脳をひとつの電子計算機として割り出すこと、同時に
その機能が使っている可能性のある数学、さらにその構造では不可能と思われる
ことを割り出すことに多くの時間が費やされました。

そこで、構造を知る必要性は除外し、これをアナロジーとしてのみ用いる
ことにしましょう。

必要であれば、これは方程式中のひとつの変数にすることができます。

 では、私たちには何があるのでしょう?
私たちにはこれまで悪魔や人間の魂に対して少々厳しくしてきました。

悪魔や魂はよく知られていますが、彼らは人前に姿を現そうとせず、徹底した
調査やカリパスによる測定を拒みます。

彼らがそのように非協力的なのであれば、こちらとしても協力のしようが
ありません。

このように解決策に必要な方程式の因数を減らすことによって、ふたつの
ことが明らかになります。

第一に、存在は恐らく有限であるということ、第二に、有限の要素だけが
この問題に必要とされるものに答えてくれたということです。

 ひょっとしたら私たちはここで、もっと難解に、もっと数学的に
なれるかもしれませんが、そんなことは問題ではありません。

優れた、効果をもたらす発見的なひとつの原則、つまり、実際に効果を
もたらす原則には、権威や意見に基づいた、役に立たない無数の公式よりも
価値があるのです。

 私たちに出来るのはその原則を試してみることだけです。私たちは
「存在のダイナミック原則」を必要としています。

スペンサーの著作を読んでみると、かなり良さそうなことが書かれていました。
それは、彼が、インドの文献から取ってきた部分です。

ルクレティウスも同じところから取ってきました。しかし、それは
ダイナミックつまり、原動力のふりをしているだけです。

なぜなら意味を成さないからです。私たちに必要なのはダイナミック原則であり
単なる記述ではありません。

 しかし、これほど広大な領域で、原則とは何を意味するのでしょうか?
より良い定義が必要ではないでしょうか?そこで、これを
「存在のダイナミックの最大の共通項」と呼ぶことにしましょう。

 そのような最大の共通項は、私たちが設定した上限線を超えてさらに
上方へと私たちを導き、変数ばかりで解答をひとつも与えないまま、
私たちを混乱させることになるのでしょうか?

そうあってほしくはありません。そこで、さらにいくつかの疑問を投げかけ、
それでこの原則がはっきりするかどうか見てみることにしましょう。

 私たちは何を知ることができるのでしょうか?
生命がどこからやって来たのかを知ることが出来ますか?
現時点では、不可能です。

生命がどこへ行くのかを知ることは出来ますか?これは興味深い疑問ですが、
生きているうちにそれを知る人はほとんどいないでしょう。

では、私たちは一体何を知ることが出来るのでしょう?
誰が、いつ、なぜ、どこで、何を!・・・生命が何をしているのかを
知ることができます。

 生命はどこかで始まり、どこかへ行くものであると仮定してみましょう。
生命がどこから来たのかがわかれば、多くの問題が解決するかもしれませんが、
ここでの問題に関する限り、それを知る必要はないように思われます。

また、どこかということも、いつかはわかるかもしれませんが、やはり
知る必要はありません。

さて、ここに方程式の定数であり続けるものがあります。その途上で
生命は何をしているのか?

 生命とはエネルギーのようなものです。その目的はエネルギーと
関わっているようです。

私たちは実験や評価、試行錯誤を繰り返しています。議論は一切必要ありません。
というのも、私たちはただ、高度な効果のあるものを求めているからです。

どの科学者も必要としているのはそれだけです。
それに効果がなければ、私たちはまた別のものを考え出し、効果があるものが
見つかるまで次々に仮定し続けていきます。


                 
                              つづく



              《用語解説》


生命:生の源。生気の根源。魂。精神。

科学:
知識、事実や原理を理解したり把握すること。それらを分類し、仕事や
人生やしんりの探求において利用可能にしたもの。科学とは実証された事実を
集成したもの、または、一般法則の下で、観察された事実を体系的に分類し、
結びつけたものである。

それにはその範囲において新たな真実を発見するための、信頼できる方法が
含まれている。また以前は主観的、歴史的、または実証不可能であった
抽象的な基準に基づいた理論だけが利用できると考えられていた研究の分野に、

厳密な方法が適用されることを意味している。この「科学」という言葉は、
その言葉の持つ最も基本的で伝統的な意味で使われているのであって、
物理科学や物質科学の意味ではない。


進化:しばしばより良い形態への段階的、漸進的(少しずつ進歩すること)な
変化の過程のこと。


二進法の10の21乗:
二進は一度にふたつを意味する。二進数とは、0と1ふたつだけの数字を
使用するコンピュータで用いられる数字システムを指す。

10の21乗分の桁数に二進数(10をそれ自体で21回掛け合わせたもの)は
次々と連なって巨大な数をつくる0と1(1,000,000,000,000,000,000,000の
途方もない量の事を指す。



不動の第一運動者:
ギリシャの哲学者、アリストテレス(紀元前384-322年)の哲学によると
宇宙のすべての動きの最初の原因で、それ自体は動かないもののこと。
「第一運動者」は、永久不滅かつ不変と言われ、アリストテレスは、
「第一運動者」を神の考え、心、あるいは神であると考えた。


信仰療法:
宗教的な信仰、祈りなどによって達成されると信じられている治療や癒しのこと。


針治療:
細い針を生体組織に挿入し、痛みを和らげたり治療をもたらすとされている
古代中国の実践または手法。


魔法の水晶玉:
オーストラリアにおける未開民族の呪医の間で見られるような治癒力を持つと
考えられている水晶。一説によると、彼らは空の神がその水晶を地上に置いたと
信じている。水晶玉とは、透明な岩のような物質で氷に似ている。


麻酔統合:
薬物を利用した催眠術のこと。患者はそうした薬物の影響で「深い眠り」に
入っている間、精神療法を受ける。ここでの「統合」とは、感覚や思考の
個々の要素を全体として一つにまとめることを意味している。

この名称は、第二次世界大戦中に「精神が崩壊したり衰弱した兵士を元に
戻す(統合する)」ために薬物を用いていた精神科医によって考え出された。


ブードゥー教:
さまざまな信仰、因習、実践を表す言葉であり、大半が伝統的なアフリカの
宗教とキリスト教から来ている。ブードゥーという言葉は、神、霊魂・神聖な
ものを意味するアフリカの言葉に由来する。


テレパシー:
声や書面やその他の合図やシンボルもなしに、ある人の心から、他の人の
心に直接伝わるとされているコミュニケーション。

悪魔:
古代ギリシャにおいて、神と人間の仲間の性質を持つ超自然的な存在の
ことで、(神と見なされる英雄のような)死者の魂や幽霊を含む。
特に人間に取り付くと見なされる悪霊や悪魔のこと。

ヒンドゥーロープの奇術:
東洋を起源とするトリックで、魔術師はロープを空中に吊るし、人がそれを
登り、それから消えるように見える。

アナロジー:
いくつかの点で似ているふたつのものを比較すること。
しばしば何かを説明したり、簡単に理解できるようにするために用いられる。

カリパス:ふたつの湾曲した脚部、またはあごと呼ばれる部分を調節して、
厚さ、外径、幅を測ることのできる精密な測定器具。

フロイト:心理学者ジグムント・フロイト(1856-1939年)


ソクラテス:(紀元前470-399年ごろ)ギリシャの哲学者。
「ダイモン(demon)」(守護霊、つまり人に付き添う精神)の存在を
信じていたと言われている。ダイモンは恐らくソクラテスにさまざまなことを
行うことを禁じたが、決して肯定的な推奨は行わなかった。


ルクレティウス:
(紀元前998-55年ごろ)ローマの詩人。6巻に及ぶ未完の教訓的な詩『物の
本質について(On the nature of Things)』の著書で、宇宙に関する完全な
科学の概要を示した。


クラーク・マクスウェル:
ジェームズ・クラーク・マクスウェル(1831-1879年)スコットランドの物理学者
特定の物質宇宙の現象を図表によって説明するために、仮想の生物(悪魔)を
考案した。彼が言うところによるとそれは、ガスの分子ひとつひとつの動きを
コントロールし、彼が観察した特定の方法でその分子を機能させた。


定数:変更あるいは変化しないもの、またはそうなり得ないもの。


抽象概念:
既知の独立した存在を持たない、またははっきりとした存在を持たないものに
関して考えることであり、それは単なる考えである。

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  目次

第一章  最高のコンピュータ

第二章  心の科学の構築

第三章  心の悪魔

第四章  基本的人格

第五章  心はどのように働くか

第六章  諸悪の根源

第七章  テクニックと適用

終わりに


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最後まで読んでいただきありがとうございました。
__Name__さんのお役に立てることを願っております。


                      ダイアネティックス協会課

                 高橋 祐司




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